基盤看護学分野の教員は,3つのグループ(①基礎看護学、②成人看護学、③老年看護学・精神看護学)に所属しています。
教育内容として,基礎看護学では,様々な健康レベルにある人の,価値観を尊重した日常生活支援に必要な観察方法や援助方法を教授しています。また,保健医療の変化に対応すべく,効率的で効果的な看護マネージメントの基本を教授しています。
成人看護学では,急性期および慢性期の病態や健康問題の理解を促進するために,シミュレータや模擬患者を活用しながらsimulation-based learningを提供しています。老年看護学では,高齢者の強みに注目して,健康レベルに応じた看護を考え,実践できるよう教授しています。精神看護学では,インターネット電話等を活用し,地域で暮らす人々や支援者の声を大切にした看護を考える教育を行っています。
基盤看護学分野では,質の高い看護ケアの提供を目指して,エビデンスを探求する基礎研究,および大学病院等と共同して,看護職者が基礎教育からシームレスにキァリア発達できる研修プログラムの開発と検証を行っています。また,保健医療をベースにした病態制御研究や,多職種と共同して,病を有し治療を継続している人々と家族の健康マネージメントを支える研究を推進しています。
関連ホームページ
- 北大看護学ホームページ:http://hokudaikango.org/