医用生体理工学分野は2008年に設立されました。医用生体理工学分野では画像診断や放射線治療を下支えする領域のエキスパートをスタッフに揃え,最新のテクノロジーの応用により医療・医学の発展に寄与することを目指しています。優れた人材を育成するには教員それぞれの能力と努力が不可欠ですが,幸い教育,研究,さらに臨床経験,実績を備えた教員がそろっています。教員は長時間に及ぶ講義,実習をこなし,さらに研究,診療,卒業研究や大学院教育に日々精力的に取り組んでいます。
主な研究内容
- MRIにおける物理工学の応用と生理機能の解析
- 医用画像、医用情報のコンピュータ解析
- 量子線シミュレーションと放射線被ばく影響解析
- 関節リウマチの画像診断
- 放射線医学における先進医学物理工学
- MRI画像を用いた定量的画像解析
- 腫瘍細胞の放射線感受性に関する分子生物学的解析
- コンピュータ支援検査(Computer-Assisted eXamination: CAX)ソフトウェアの開発
- MRにおける大脳細動脈機能の画像化