メインコンテンツへスキップ

北海道大学 医学部保健学科
大学院保健科学院
大学院保健科学研究院

佳永安田

安田 佳永 Kae YASUDA

特任助教(アンビシャス特別助教)

博士(看護学)

所属
医学部保健学科

専門分野

基礎看護学

研究テーマ

末梢静脈穿刺時の静脈拡張手技の効果検証

自己PR

患者さんに還元できる安全な看護実践を目指し、研究に取り組んでいます。

受験者へのメッセージ

患者さんの近くで関わることができる看護にやりがいと魅力を感じています。素敵なキャンパスで、一緒に学び研究しましょう。

主な研究内容

採血や点滴の針を刺す末梢静脈穿刺の失敗により苦しむ患者さんを減らしたいと考え、研究に取り組んでいます。

末梢静脈穿刺は入院患者さんの約80%と多くの方が経験します。しかし、高齢患者の初回失敗率は約40%と成人患者(12–30%)より高いです。このような末梢静脈穿刺の失敗は、疼痛や合併症リスク、治療開始遅延といった患者さんへの不利益が生じます。末梢静脈穿刺を成功させるためには、静脈を十分に拡張させることが重要です。

私は、どのような方法が静脈拡張を促すのか、人を対象とした実験研究により、臨床看護師が実践している手技の効果を検証しています。これまでの研究結果より、ホットパックやビニール袋に包んだ温タオルを用いた温罨法は、末梢静脈穿刺の成功率が低い高齢患者においても推奨できることが明らかになりました。臨床現場の課題を解決し、社会に還元できる研究を目指したいと考えています。

Cookie を有効にする

このサイトをご利用されるときは必ず「サイトポリシー」をご確認ください。このウェブサイトではサイトの利便性の向上のためにクッキーを利用します。本サイトを引き続き閲覧されることで、クッキーの使用を許可したとみなされます。