メインコンテンツへスキップ

北海道大学 医学部保健学科
大学院保健科学院
大学院保健科学研究院

リハビリテーション生理学

私たちがどのようにして外界の情報を取り入れるか(感覚)、どのようにして外界に働きかけるか(運動、行動)、 情報をどのように統合し利用するか(高次脳機能)について、神経系を中心にその働きを学びます。

運動機能評価学

動機能評価の基本的検査・測定の実施法について学習し、能力障害と機能障害との因果関係を考察する評価能力を養成します。 具体的には、形態計測・関節可動域・筋力、筋持久力・感覚、疼痛・筋緊張、姿勢筋緊張・協調運動機能・姿勢、動作の観察と分析等の評価項目が含まれます。

運動器障害学

骨・軟骨・神経・靭帯・腱・筋肉などの運動器の形、働きおよび神経系との関係を理解し、運動器の病気を知り、その治療法を理解することを目的にしています。

内部障害学

理学療法の対象となる患者の多くは内部疾患(特に糖尿病・高血圧・高脂血症・心筋梗塞・COPDなど)を基礎として発病します。そのため、これら内部障害疾患の専門知識を学びます。

一般臨床医学・老年医学

臨床医学の基本事項と老年でみられる疾患の特徴をリハビリテーションとの関連で学びます。具体的には診断学としての主要症状の特徴とその病態について学びます。 また老年医学では加齢に伴う呼吸・循環・代謝・消化器などの生理的変化についても学びます。

運動学

運動学はヒトの運動や動作の成り立ちを研究する学問です。理学療法や作業療法は身体に障害を持つヒトの運動能力を改善や回復をはかることを目的としますが、 その目的を達成するためにこの運動学が基礎になります。ヒトの運動を理解するためには、関節や筋の構造と機能の知識や、ヒトが地球上で生活する限りは常に重力に影響されるため力学の知識が必要です。 これらのことを基礎に、寝返る・起きあがる・立つ・歩くなど日常で行われる動作のメカニズムについて学びます。また、ヒトの運動がどのようにコントロールされ、姿勢がバランス良く保たれるかを学びます。

運動器系理学療法学

骨折・靱帯損傷・腰痛や各関節の痛みあるいは変形など筋・骨・関節などの運動器の障害に対する理学療法の考え方・進め方を総合的に学びます。 特に、腕や脚の外傷や障害・腰痛症などによって生じる運動・動作の障害を理解し、その理学療法評価(運動器の障害がある人の状態を把握する) と理学療法の進め方や、予防・再発予防について学びます。

神経系理学療法学

主に脳および脊髄神経の障害による中枢神経系疾患に対する理学療法の評価・治療について学びます。
特に、脳卒中片麻痺を始めとする脳神経外科疾患、失調症、パーキンソン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症などの神経難病疾患の他、小児神経系疾患、末梢神経障害について、それら特有の症状や運動障害を理解し、その病態を把握する評価、および治療方法について学びます。

Cookie を有効にする

このサイトをご利用されるときは必ず「サイトポリシー」をご確認ください。このウェブサイトではサイトの利便性の向上のためにクッキーを利用します。本サイトを引き続き閲覧されることで、クッキーの使用を許可したとみなされます。