細胞代謝化学研究室では、主に以下の項目を中心に異所性脂肪蓄積症や肥満などの疾患に関する病因解明と健康食品治療法の開発を目指して研究を行っています。
1. 異所性脂肪蓄積症などの脂質代謝異常の研究
2. 細胞・ミトコンドリア機能調節・酸化ストレス応答の研究
3. 血漿リポタンパク質・生理活性脂質の研究
4. 機能性食品の研究開発と作用機序の解明
酸化ストレスと関係が深い過酸化脂質、酸化リポ蛋白、抗酸化生理活性脂質、抗酸化機能性食品などに注目し、独自に開発した質量分析法(LC/MS)を用いて、脂質代謝と異所性脂肪蓄積(NASH等)との関係を調べています。余所にはない、機能性物質等の特許出願と取得を重ねています。
本研究室には医学、保健学、農学、生命科学などの博士研究者が集い、寄附分野(食品機能解析学・保健栄養学分野)の設置もあって、外国人教員も増えて学際的・国際的雰囲気の中で研究が行われています。分子、遺伝子、タンパク質、動物レベルの研究をしているので、学生は様々な技術や考え方を修得できます。