修士課程
履修方法
- 履修上の区分として専門領域の人材育成理念に対応するコース制すなわち、保健科学コースと看護学コースを導入し、この教育課程を構築するために、いずれのコースの人材育成にも関連する専攻共通基礎科目のほか、各コースの履修者における専門性を追求するコース科目群を各年次・各学期に配置し、より体系的な履修が可能となるようにした。
- 原則として講義形式の「特論」は1年次1学期あるいは2学期に開講して基礎的理論を教授する。
- 「演習」は1年次2学期の開講とし、「特論」で修得した理論的基盤を発展させた方法論や技術論を体験や実習を通して学ぶと共に、最新文献の調査分析を行う。
- 2年次1学期に開講する「実践演習」では、看護領域専門分野における高度な実践応用能力 を涵養するために、教育医療施設での実践的演習を行う。
- 2年次に通年開講する「保健科学研究」、「看護科学研究」では、指導教員の下で修士論文テーマに沿った個別的研究を展開し、データをまとめて修士論文を作成する。また、「実践看護研究」においては、修士論文に替えて、指導教員の下で事例または調査研究を実施し、その結果を特定課題研究報告書としてまとめることができる。
修了要件
- 本課程に2年以上在学して、次項に記載の各コース・科目群に定められた単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けたうえ、修士論文又は特定課題研究報告書の審査及び最終試験に合格した者に学位を授与する。最終試験は公開での口頭発表とし、質疑応答内容について審査する。
- 各コース・科目群の修了に必要な単位は次の通りである
・保健科学コース:全科目群…30単位
・看護学コース:看護学科目群…30単位
・看護学コース:公衆衛生看護学科目群及び助産学目群…36単位
・看護学コース:高度実践看護学科目群…36単位 - 在学期間については、学院教授会が優れた業績を上げたと認定した者については、 1年以上在学すれば足りるものとする。
学位授与
本課程を修了した者に対し、本学学位規程に定めるところにより、修士(保健科学)又は修士(看護学)の学位を授与する。
カリキュラムマップ
博士後期課程
修了要件
専攻共通科目1科目、コース科目群から2科目及び研究指導科目1科目合計12単位以上を修得し、かつ、本学院の行う博士論文の審査及び最終試験(公開での口頭発表)に合格すること。
学位授与
本課程を修了した者に対し、本学学位規程に定めるところにより、博士(保健科学)又は博士(看護学)の学位を授与する。