環境健康科学研究室では、私たちの健康と環境との関わりについて疫学研究の手法を用いて明らかにしていきます。本研究室では、北海道大学環境健康科学研究協力センターと協力して、主に出生コーホート研究や室内環境と居住者の健康に関する研究に取り組んでいます。環境と子どもの健康に関する北海道スタディでは、特に環境化学物質の内分泌かく乱作用に着目しています。胎児から小児期の子どもへの健康影響について、対面で思春期の子どものアレルギーや二次性徴発来を調査し、環境化学物質やホルモン等のバイオマーカーを測定し、化学物質曝露との関係を探索しています。加えて、本学の環境化学物質による健康障害予防WHO研究協力センターに参画、国際連携研究・教育を実施しSDGsの達成に向けて取り組んでいきます。他には、ベトナムとの環境と健康に関する共同研究、環境の良い影響としてアロマセラピーと健康に関する研究にも取り組んでいく計画です。
