2020年7月から2021年2月までの8ヶ月間、保健医療学部の高脂質分析研究ユニットで脂質とインフォマティクスに関するポスドク研究員として過ごしました。 ヒトや動物の身体機能と臨床例の関係を理解するために様々な脂質データを抽出し、この世界を探求するためのツールとして言語の数学を使用しました。
2021年3月1日、私は北海道大学大学院保健学研究科病態解析学分野の助教として着任しました。 その以来、Folch法を用いた脂質の抽出を行っています。現在は、肝臓がんの肝組織サンプル、ヒト血清サンプル、牛乳サンプル、ヤギ乳サンプル、ヒト乳サンプルを抽出し、質量分析による定量分析を行っています。 最後に、様々な人工知能 (AI)手法、ディープラーニング、機能的なデータ解析を用いて、データの深い解析とデータフィッティングを行っています。
健康科学や食品科学の研究所で教育データや臨床データの研究に携わる機会があって、とても光栄です。将来は、質量分析で得られた大量の脂質データを活用し、最新の有益なデータ解析手法と組み合わせて、関連する分子種の分野の研究を行いたいと考えています。 教育面では、学生に生物化学や分析化学のデータや情報科学への興味を持ってもらえるよう、努力したいと思います。