作業に根差したアプローチによって健康やウェルビーイングを促進し、人々がより豊かな生活を送るための作業療法の可能性を追求しています。作業療法は、個人だけでなく、集団やコミュニティのレベルでもアプローチを展開することができます。個別のアプローチだけでなく、作業的公正と社会変革のために、コミュニティのインクルージョンやダイバーシティの推進にも力を注いでいます。
現在は以下の研究に取り組んでいます:
1.シニア男性の社会的孤立/孤独を防ぐための「基地(コミュニティ・シェッド)」の構築
2.退職に伴う作業的な移行経験の探求
3.LGBTQ+のクライエントや作業療法士/学生のためのガイドライン作成および調査
また、私は人々の実際の経験に焦点を当て、個々の声を尊重することを重視しています。同じ障害や疾患があっても、同じ作業をしているように見えても、経験は個人や文脈に固有のものです。この主観的な経験の側面に注目し、アプローチ開発やコミュニティづくりに反映させることを目指しています。