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北海道大学 医学部保健学科
大学院保健科学院
大学院保健科学研究院

 ディア フィタ エディディブエ

Dya Fita Eddy DIBWE ディア フィタ エディ ディブエ

dibwedf[at]hs.hokudai.ac.jp

助教

博士 (薬学)

専門分野

天然物・創薬、ケミカルバイオロジー、脂質液滴、メタボロミクス、 生理活性物質、機能性食品

研究テーマ

1. NMRおよびLC-MSを用いた新規生理活性二次代謝産物の探索 2. 非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)/非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)関連肝細胞癌(HCC)の予防における食餌性生理活性化合物の研究 3. 脂質滴蓄積阻害剤と天然抗がん剤との化学生物学的相互作用に関する研究 4. 異なる起源からの抗緊縮剤の発見

自己PR

1. 肝細胞における脂質滴蓄積(LDA)および酸化脂質滴(oxLDs)を制御する天然生理活性物質を探索し、独自のLC-MS定量およびイメージングアプローチを用いて、LDAおよびoxLDs条件下における特異的脂質シグネチャーを同定しています。 肝臓における脂質滴の細胞内蓄積はNAFLDの初期段階です。NASHはNAFLDの進行型です。NAFLD/NASHの早期かつ効果的で安全な予防と管理が緊急に必要とされています。そこで、NAFLD/NASH-HCCおよびNAFLDに伴う肥満の予防・管理を目的とした代替品として、脂質滴蓄積阻害活性を有する天然生理活性物質が登場してきています。 2. Antiausterity戦略と名付けた栄養飢餓耐性を標的としたこれまでとは異なる作用を持つ抗がん剤の探索に取り組んでいます。一部のがん細胞は代謝を変化させ飢餓耐性を発現していると考えられることから、この手法で発見された抗がん剤候補が代謝機構にどのような影響を与えているかを解明するために、NMRやMSを用いた細胞内メタボロミクス解析を行っています。 特に膵臓がんは潜行性で非特異的な症候であるため見つけるのは困難ですが、早期発見できれば多くの命が救われます。栄養飢餓耐性に注目した代謝性バイオマーカーを見つけ出せれば、膵臓がんの特異的診断につながるだろうと思っています。メタボロミクス・リピドミクス研究により見出された新たなバイオマーカーは、膵臓がんの理解を深めるのに役立つものと思っています。

受験者へのメッセージ

未来は夢の美しさを信じる人々のものです。 自身を信じる能力は皆さんの人生を変える可能性を持っています。 自身を信じ、自信を高めてください。

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