本研究室では、運動器障害(整形外科疾患)の予防とリハビリテーションに関する研究を中心に行なっております。具体的には膝前十字靱帯損傷、足関節外側靱帯損傷、投球障害、変形性膝関節症、慢性腰痛症、ロコモティブシンドロームなどの疾患を研究対象とし、三次元動作解析システムや床反力計、ワイヤレス筋電計、ウェアラブル慣性センサー、体幹安定性評価装置などを用いたバイオメカニクス的手法により、疾患の予防とリハビリテーションに関する新たなる知見を得て、これら知見の臨床への応用に努めております。また、北海道大学病院をはじめとする多くの基幹的医療機関に所属している臨床経験豊富な客員研究員や社会人大学院生も本研究室に多数在籍しており、これら医療機関との共同研究を通じて、本研究室の大学院生は臨床における知識・経験を共有しながら研鑽を積んでおります。

