高齢化の進展や医療技術の高度化に伴い、医療費の増大が課題となる中、限られた医療資源を効率的かつ公平に活用し、医療の質を維持・向上させることが求められています。こうした背景から、医薬品や医療技術の有効性、安全性、経済性を科学的根拠に基づいて評価する医療技術評価(HTA)に取り組み、医療資源の適正配分や医療政策における意思決定を支えるエビデンスの創出を目指しています。
また、地域医療においては、人口構造や医療資源の地域差を踏まえ、それぞれの地域の実情に応じた医療提供体制の構築が求められています。そこで、大規模な医療情報データベースを活用し、医療の利用実態や地域差、医療制度の運用状況などを分析することで、地域医療の課題の把握と解決に向けた研究に取り組んでいます。 これらの研究を通じて、科学的根拠に基づく医療政策の推進と、持続可能で質の高い医療の実現に貢献することを目指しています。