NHK総合「あしたが変わるトリセツショー」で研究成果紹介(病態解析学分野・櫻井俊宏准教授)
病態解析学分野の櫻井俊宏准教授の研究成果が、2024年5月23日(木)に放送されたNHK総合「あしたが変わるトリセツショー」で紹介されました。
テーマは、“コレステロールのトリセツ”です。
血液中のLDLコレステロールが動脈硬化に対して悪玉であるということはよく知られていますが、LDLには通常よりも小型化したLDLが存在することはご存知ですか?
LDLは生活習慣病などで増えますが、小型のLDLの方がより動脈壁に入り込みやすく、動脈硬化を発症させやすい因子であると考えられています。LDL粒子の直径は極めて小さいため、観察するのも難しく、サイズの違いを示すことはさらに困難です。
櫻井准教授の研究で、LDLを通常のサイズのものと小型のものに分け、原子間力顕微鏡でLDLの粒子のサイズを計測する技術が作られました。
櫻井准教授が提供した画像は番組内において、ヒトの血液中のLDLが大小様々であることを強調するために使用されました。
NHK総合「あしたが変わるトリセツショー」5月23日(木)
“コレステロールのトリセツ”
▸▸こちら(NHKウェブサイト) から、内容および動画をご覧いただけます。
なお、6月16日(日) 午後5:15〜午後6:00 に再放送が予定されています。
見逃された方は、ぜひこの機会にご覧ください。
投稿日:
2024年06月12日