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北海道大学 医学部保健学科
大学院保健科学院
大学院保健科学研究院

HSI関連イベント「WHOオフィサーと語る~地球の未来とSDGs~」を開催

6月4日、医学部百年記念館において、環境健康科学研究教育センターと保健科学研究院の共催によるHokkaido Summer Institute (HSI) 関連イベント「WHOオフィサーと語る~地球の未来とSDGs~」を開催しました。

本イベントでは、世界保健機関(WHO)のAsia-Western Pacific Centre for Environmental and Health in the Western Pacific Regionのセンター長であるAkeem Ali博士を招き、4つの講演と学生を質問者としたディスカッションがなされました。

髙橋 彩理事・副学長からの挨拶の後、本学に認定されている2つのWHO研究協力センター(WHOCC)について、保健科学研究院の池田敦子教授から「環境化学物質による健康障害の予防に関するWHOCC」、人獣共通感染症国際共同研究所の髙田礼人教授から「人獣共通感染症対策に関するWHOCC」の活動を紹介しました。続いてFuture Earth日本委員会事務局長でもある、環境健康科学研究教育センター長の山内太郎教授よりFuture Earthが紹介され、最後にAli氏がWorld Health Organization Western Pacific Region Climate Change and Environmentと題して、SDGs達成にむけて、西太平洋地域が有する気候変動や環境課題と、WHOが果たしている役割と活動に関して講演しました。

ディスカッションでは、本学の医学科および保健学科の学生3名と札幌開成中等教育学校、旭川明成高等学校の各1名が代表質問者となり、環境問題や新型コロナウイルスの感染拡大がSDGs達成に与えた影響、さらには国際人としてのキャリア形成についてAli氏と語り合いました。

当日は北大祭開催日であったこともあり、小学生を含む老若男女問わず100名近くの方々が聴講しました。アンケートの結果では、「興味深く学びが多かった」「WHOとSDGsとの関わり、北大の取り組みがとても分かりやすかった」等、大変満足度の高いイベントとなりました。

今後もこのようなイベントを通じて、地球環境について市民のみなさんと共に考える機会を設けていきたいと思います。

発表を聴く聴講者
代表質問に応えるAli氏
終了後に談話する質問者とAli氏
講演後の集合写真
投稿日: 2023年07月10日

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