教員紹介
専門分野 | 1. 放射線生物学・腫瘍学 (Radiological Sciences) 2. 保健物理学 (Health Physics) 3. 産業衛生学 (Occupational Health) |
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研究テーマ | 1. 空間的に不均一な放射線被ばくに伴う組織代償効果 (Tissue-sparing effect in response to spatially fractionated radiation fields) 2. ホウ素中性子捕捉療法における放射線生物学的特性 (Radiobiological characteristics of boron neutron capture therapy (BNCT)) 3. ミトコンドリアDNAと環境ストレス (Mitochondrial DNA and environmental stress) |
自己PR | 2011年東日本大震災・福島第一原子力発電所事故後、医師として被災地医療に従事したことがきっかけとなり、「放射線被ばくによる健康障害メカニズムの解明と制御」を目指して研究しています。 |
受験者への メッセージ | 幸運は勇者を好む! |
研究室HP | https://hisanorifukunaga.wixsite.com/laboratory |
主な研究内容
生体量子科学 先進医療科学
放射線はまさに「両刃の剣」といえます。我々の目には見えませんが、医療や産業において人類に多大な恩恵をもたらす有益なツールである一方、被ばくに伴う発がんなどの危険性も併せ持っています。放射線生物学は、分子・細胞・組織・臓器・個体・集団などのあらゆる階層において、放射線が生物に及ぼす諸作用を研究する学術分野です。1895年のX線発見後、ただちに放射線の生体への影響が明らかになりましたが、その詳細なメカニズムについては依然として明らかになっていない部分が多く残されています。
当研究室では、量子ビーム技術、生化学・分子生物学的手法、モデル動物解析、大規模コホート調査(疫学データ)、バイオインフォマティクスなどの多様なアプローチを駆使して、放射線生物学研究に取り組んでいます。さらに、この研究から得られた知見を活用して、革新的な診断・治療の開発や、高精度な放射線リスクアセスメントの確立も目指しています。

ヒト子宮頸癌由来のHeLa細胞に蛍光プローブFucciを導入したもの。蛍光顕微鏡下でG1期に赤、S期に黄、G2/M期に緑の核が観察できます。放射線が細胞周期に及ぼす影響について解析する際に有用です。
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