北海道大学医学部保健学科/大学院保健科学院/大学院保健科学研究院

教員紹介

髙島 弘幸
髙島 弘幸 Hiroyuki TAKASHIMA
  • 准教授 / Associate Professor
  • 博士 (医学)
専門分野
1. 磁気共鳴医学 (Magnetic Resonance Imaging)
2. 画像解析 (Imaging & Analysis)
研究テーマ
1. 定量的画像解析 (Quantitative Image Analysis)
2. 疼痛、加齢などのイメージングおよび解析 (Analysis for Pain & Aging)
自己PR
臨床現場で生じた疑問を研究に結び付け、さらにそれらをもとにした基礎研究にも取り組んでいます。
受験者への
メッセージ
今や、放射線画像に関連する技術や解析方法は多岐にわたります。ともに視野を拡大していきましょう。
主な研究内容
生体量子科学 先進医療科学

当研究室では、「Good research starts with good questions」という考えのもと、単純X線やCT、MRIなど日常診療に用いられる画像検査機器による研究に主眼をおいています。診断に役立つ画像を取得するために必要な内容を論理的に研究しましょう。また、画像解析を絡めて、骨や筋代謝、加齢や炎症などの基礎研究に取り組み、それらを臨床にフィードバックするためのトランスレーショナルリサーチにも力を入れています。

大学院とは、研究のスタートラインに立つために必要な知識を学ぶところだと考えています。もちろん、学術的なことばかりではなく、人間的にも大きく成長する機会になると信じています。議論の中からともに学び、探求する楽しさを味わいながら、研究成果を発信していきましょう。

椎体骨折におけるintra-voxel incoherent motion (IVIM)解析
椎体骨折は、最も頻度が高い骨粗鬆症性の骨折の一つです。一部の症例では骨癒合の遅延や偽関節の発生、椎体圧潰の進行により疼痛が残存し、ADLおよびQOLの著しい低下をきたします。その結果、神経学的症状を伴う予後不良の状態になることが明らかになってきています。これらの予後を受傷時のMRIから予測できないか様々な撮像および解析技術を駆使して検討しています。

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