北海道大学医学部保健学科/大学院保健科学院/大学院保健科学研究院

教員紹介

近藤 祥子
近藤 祥子 Yoshiko HASHIMOTO KONDO
  • 准教授 / Associate Professor
  • 博士 (バイオサイエンス)
専門分野
1. 助産学 (Midwifery)
2. 母性看護学 (Nurse-Midwifery)
3. ウィメンズヘルス (Maternity and Women’s Health Care Nursing)
研究テーマ
1. 周産期メンタルヘルス
 (Mental Health during Perinatal period)
2. 不妊治療のケア
 (Care for Assisted Reproductive Technology)
3. 女性の健康(月経前症候群・ワクチン接種など)
 (Women's Health (Premenstrual syndrome, Vaccinations against HPV, etc.))
自己PR
分子生物学・発生生物学を学んだ後、社会人入学で看護師助産師になりました。生物科学から社会科学まで、幅広い視点から女性の健康と幸せが向上することを考え、寄与していきたいと思っています。今日が人生で一番若い日―始めるのに遅いことはありません。
受験者への
メッセージ
看護学助産学では様々な視点や切り口から人々・女性の生活・人生について考えることができます。科学的言葉を語ることができ、かつ科学だけでは語りきれないケアや生活のあり方を考える力、広い視点から自由自在に思索を深めて多分野の橋渡しができる力を培い、一緒に、女性がもっと健康で幸せに暮らす社会を作っていきませんか。
主な研究内容
看護学・看護実践 看護科学

助産学・母性看護学は、妊娠・出産・産後・子育てという女性の身体と生活が大きく変化する時期の支援について、科学的根拠や支援方法を明らかにする学問分野です。現在は、妊娠・出産時期のみならず、思春期〜更年期に至るまでの幅広い時期の女性の健康支援が対象となっています。健康な女性が様々な人生局面を通じて直面する健康課題を有効に支援し、より多くの女性が健康で豊かな人生を送るためには、女性の健康に対する身体的(医学的)な理解ばかりではなく、基礎科学(生物学・生殖科学)技術の発達に対する理解・技術の社会応用に対する理解・女性が置かれた文化に対する理解・情報伝達や共有方法への理解・倫理的合意形成の理解が不可欠です。本研究室では、生物学的な観点・文化社会学的観点を融合させ、広く女性の健康と幸福の増進に資する研究を推進します。

また、本学では、修士課程で助産師課程教育を行っています。基礎研究への深い理解を持って研究と臨床の橋渡しをすることができ、助産学の発展に寄与できる助産師の育成を行います。同時に、助産師の臨床実践能力についても言語化・可視化を進めていきたいと思っています。

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