北海道大学医学部保健学科/大学院保健科学院/大学院保健科学研究院

教員紹介

宮島 真貴
宮島 真貴 Maki MIYAJIMA
  • 講師 / Lecturer
  • 博士 (保健科学) / Ph.D. (Health Science)
専門分野
1. リハビリテーション科学 (Rehabilitation Science)
2. 精神障害作業療法学 (Psychiatric Occupational Therapy)
3. 神経心理学 (Neuropsychology)
研究テーマ
1. 精神障害作業療法 (Psychiatric Occupational Therapy)
2. 自閉スペクトラム症の認知機能障害とリハビリテーション
 (Cognitive Remediation therapy for autism spectrum disorder)
自己PR
精神疾患の認知機能障害や、認知機能改善療法の研究をしています。また、最近では物質関連障害および嗜癖性障害に対するリハビリテーションにも関心をもっています。

受験者への
メッセージ
精神疾患は未知な部分が沢山あります。些細な疑問から始まる何らかの行動が、いつか多くの患者さんの希望につながると思います。興味のある方は是非一緒に学びましょう。

主な研究内容

精神障害や発達障害を抱えている人の認知機能障害に対するリハビリテーションの介入研究や、学生のメンタルヘルスの不調に関わる要因の解明を調査研究によって検証しています。

なかでも、世界的に罹患率が増加している発達障害の一つである自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorders: ASD)に着目した研究を展開しています。実際にASDを抱えた人たちに対して、心理社会的な支援の一環に認知リハビリテーションを導入し、認知機能の改善や日常生活への汎化効果を検証しています。一方でASDは未だ明確な病態がわかっていない障害でもあります。このような実践的な治療効果を検証することに加えて、病態の解明や新たな治療法の開発を目指して、ASDモデルマウスの組織やマウスの神経細胞を用いた基礎研究にもチャレンジしています。

ページの先頭へ