北海道大学医学部保健学科/大学院保健科学院/大学院保健科学研究院

教員紹介

伊達 広行
伊達 広行 Hiroyuki DATE
  • 教授 / Professor
  • 博士(工学) / Ph.D.
  • 専門:医用量子線工学
専門分野
医用量子線工学
(医用放射線物理学・放射線計測学)
(Quantum beam applications in medicine/ Radiation detection and dosimetry)
研究テーマ
生体組織に対する放射線エネルギー付与の微視的過程-モンテカルロシミュレーション解析-
(Radiation interaction processes in bio-tissue -analysis of energy transfer in nanometer site by Monte Carlo simulations-)
自己PR
目に見えない放射線をコンピュータシミュレーションにより可視的に扱う研究を行なっています。ナノメートルスケールでの原子・分子の反応を解析し、巨視的な量へと結び付けることによって、基礎的過程から実際の応用への橋渡しをすることがねらいです。
受験者への
メッセージ
数学(微分・積分学、統計学)やコンピュータプログラミングに興味がある諸君に、物理の理論や統計学の実用性と美しさを実感して欲しいと思います。シミュレーションによる数値実験は、我々の想像の世界を検証すると共に拡張してくれます。
研究室HP
https://www.hs.hokudai.ac.jp/date/
主な研究内容
生体量子科学 先進医療科学

医用量子線工学では、医療診断・治療用の放射線を用いた応用技術や、自然界に存在する低線量放射線を含めた放射線による人体への影響について学びます。電離放射線(X 線、α・β・γ線、陽子線などの総称)は、1 個1 個が大きなエネルギーを持った粒子として振る舞いますが、コンピュータ技術により、これら粒子の物質中の挙動を忠実にシミュレーションすることが可能となりました。本研究室では、放射線照射後の細胞の動態を観測するとともに、モンテカルロ法コードを用いた生体組織(細胞)へのエネルギー付与解析によって、細胞核内のDNAがどの程度損傷するかを調べています。DNA損傷数と細胞生存率との関係など、放射線の微視的物理過程を考慮したモデル解析から、生物学的結果を予測する重要な情報を得ることができます。このように、放射線物理学や細胞生物学、コンピュータ技術、数理統計学を総合し、科学の発展と最先端医療に生かすことを目指しています。
教員紹介_伊達_2016

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