北海道大学医学部保健学科/大学院保健科学院/大学院保健科学研究院

教員紹介

小笠原 克彦
小笠原 克彦 Katsuhiko OGASAWARA
  • 教授 / Professor
  • 博士 (医学) / Ph.D. 経営管理修士(専門職) / M.B.A.
  • 専門:医療情報学、医療システム学
専門分野
社会医療情報学 (Medical Informatics, Economics and Management)
医療技術や医療システムのある事象を情報学と経済学の手法により分析し、あぶりだされた問題点を社会医学的な視点により解決策を見出す一連の研究に興味を持っています。
研究テーマ
1. Medical Informatics
マンモグラフィなど撮影技術の構造化分析、読影レポートの医用言語解析、画像検査技術オントロジーの構築

2. Clinical Economics and Hospital Management
先端医療技術や医療情報システムの臨床経済学分析、ドクターヘリや医療施設の最適配置問題、医療機関の経営効率性分析
自己PR
私自身、放射線技術学→情報工学→医療情報学→経営学と、興味の赴くままに歩んできました。そのせいか、大学院生によると私の口癖は「楽しくなければ、研究じゃない」「来るものは拒まない」「信念と情熱」とのことです。
受験者への
メッセージ
医療情報学や臨床経済学は、専門性に依存しにくいBorderlessな研究領域です。ゼミなどは全員で質問・意見し合う厳しいものですが、背景の違う研究室のメンバーと意見交換することで新しい視点を得ることと思います。医療系・理系に限らず、文系学部出身者も大歓迎です。
研究室HP
https://oga911.wixsite.com/oga-lab
主な研究内容
総合健康科学 健康科学 看護学・看護実践 看護科学

本研究室では、医療技術や医療システムのある事象を情報学と経済学の手法により分析し、あぶりだされた問題点を医療情報学と医療システム学の視点により解決策を見出す一連の研究を行っています。最近では、産学地域連携による健康増進システムの開発や地デジテレビによる高齢者健康見守りシステム、更にはそれらの経済性評価などにも挑戦しています。研究室には教授と助教2名の他、学部7 名、修士4 名、博士7 名が在席しており、医学知識・オントロジー、地域医療システム、遠隔健康システム、医療経済・病院経営などの研究に取り組んでいます。

医療情報学や臨床経済学は、専門性に依存しにくいBorderless な研究領域です。研究室主催のセミナーは病院に勤務する様々な医療職や他大学の教員も参加して頂き、全員で質問・意見し合う厳しいものですが、背景の違うメンバーと意見交換することで新しい視点を得ることと思います。
 

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地デジを活用した高齢者健康見守りシステム

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福島原発事故後の放射線関連ツイートの分析

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