「研究発表」の記事一覧
2023年09月19日
研究発表
北海道における子どもの非フタル酸系可塑剤曝露レベルの変動を解明 / Exposure Trends to the Non-phthalate Plasticizers in Hokkaido Children (KETEMA特任助教/池田敦子教授)
ポイント ◦ Phthalate substitutes DEHTP, DINCH, and DEHA exposure trend was examined. ◦ 2–5 times increase in exposure was ob …
2023年02月14日
研究発表
世界初!がん幹細胞の考慮により臨床の放射線治療効果の予測に成功
世界初!がん幹細胞の考慮により臨床の放射線治療効果の予測に成功
– 基礎細胞実験と臨床研究をつなぐ予測モデルを開発 – (医用生体理工学分野 松谷悠佑講師)
ポイント ◦ 基礎細胞実験で扱われる均質な培養細胞と放射線による殺傷効果の関係は、数学的予測モデルにより表現することが可能だが、体内のがん組織は不均質な細胞集団であるため、患者さんの治療効果予測に応用することが不可能 (下図)。 ◦ 本研究 …
2022年06月24日
研究発表
2人の脳活動を同時計測できる脳磁計の構築に成功~オンラインコミュニケーションの分析評価に期待~(健康科学分野 横澤宏一教授)
ポイント ◦ 対面・対話している2人の脳から発生する磁場を同時に計測できるシステムを構築。 ◦ 社会生活の根本であるコミュニケーションの脳機能を解明。 ◦ オンラインコミュニケーション社会の基盤整備への活 …
2021年11月26日
研究発表
全身性エリテマトーデスの抑うつ症状に細胞老化が関与~老化細胞を標的とした新しい治療戦略への期待~(保健科学研究院 教授 千見寺貴子)
ポイント ●抑うつ症状を起こした全身性エリテマトーデス(SLE)モデルマウスで,脳内に老化細胞が蓄積。 ●老化細胞除去薬フィセチンの経口投与によって,脳内の老化細胞や炎症が減少し,抑うつ症状が改善。 ●老化細胞除去が,SLEに伴う抑うつ症状 …
2021年11月16日
研究発表
成体脳におけるシナプス維持機構の解明~神経障害時における回路再編機構解明への貢献に期待~(保健科学研究院 准教授 宮﨑太輔)
北海道大学大学院保健科学研究院の宮﨑太輔准教授らの研究グループは,同大大学院医学研究院の渡辺雅彦教授,イェール大学医学部神経科学教室の富田 進教授らとの共同研究により,特定の神経細胞を選択的に自発消失させるマウスの作成に成功しました。 神経 …